電卓の設定でやらかした…。
日商簿記の2級の勉強をしていて、何度か「あれっ?」と思ったことがある。解答を見ると、解き方は合っている筈なのに、なぜか答えが違うのだ。
そんなときの原因は、数字が表示されている真下に存在している、真横にカチカチと動かすタイプのアレが原因である。
F CUT 5/4 5 4 3 2 0 A D D 2 私の電卓ではこうなっている。
このボタンがFであり、なおかつADD2にある状態が正しい。
大体お察しだろうが、5/4は「四捨五入」、そして2は「小数点以下第2位まで表示します」という意味。
大体答えが狂ってくる問題というのが、小数点以下第4位から切り捨てをしてくださいとか、第3位から切り捨てしてください…というものだった。それ以外でもちょいちょい間違ってることもあった(これは謎な)のだが、画像の状態にしておけば、まず小数点の問題で答えを間違うことはないだろう。
左側をFにすると、画像の様に小数点以下を表示できる限界まで表示してくれるので、まず間違うことがない。それに、右の部分を下手に2とか3にしていたら、どこかで計算が狂っていて本来ならば0.13546574534564…となるところが綺麗に0.136などと四捨五入されてしまって、計算間違いに気が付かないこともあった。
という経験もあって、画像の様な状態にしておくことを私は強くお勧めする。
カシオの公式サイトが各ボタンの詳しい説明を書いてくれているので、参考までにどうぞ。
電卓のプチ知識
役に立つかどうかは分からないけれど、一応プチっと知識を伝えておこう。簿記ではしばしば小数点が登場する。例えば消費税の計算など。そういうときに役に立つのが、ちょっとしたショートカットだ。
例えば0.1と打つとしよう。普通に「0」と「.」と「1」と打つ人の方が多いだろうが、「.」と「1」だけでOKなのだ。これは、0.××の時だけ使えるショートカット。1.××や2.××では使えないので注意しよう。
かなり細かいことになるが、案外使うしちょっとした時短にはなる……はず?