意外と大事!電卓の便利な機能編②MC・MR・M-・M+

使える機能、MC・MR・M-・M+

 前回でもお話はしたが、

 電卓の機能を駆使するのは意外と大事なことである。

 さて、今回はMC・MR・M-・M+機能を紹介していこうと思う。

すべてのボタンに共通しているMは、メモリー(MEMORY)の略

 電卓に覚えておかせたい数字は「M+」で追加。覚えておかせた数字から引きたいときは「M-」で引く。

 あれ?いまメモリーにある数字は何だっけ?というときは「MR」を押して電卓に表示させられるし、「ええい!メモリー全削除じゃ!」というときは「MC」を押せばよい。

 …えっ?なんだって?GTと何が違うのかって?

 良い質問である。違いが分かっておくことも時には必要なりけり。
 GTは連続して計算をする時にしか使えない機能だったし、CとかACを押したらすぐに消えちゃって使えなくなっちゃったけれど、Mシリーズは万能なのだよ。

 足したい数字だけを自由なタイミングで足せるし、引きたいタイミングで引きたい数字を引ける。GTよりも融通が利くんだ。誤って「=」を複数回押しても勝手にメモリに加算されたりしないしね…(笑)

 「=」問題のあるGT機能・癖で「AC」やら「C」やらを連打してしまう私にとっては、このMボタンシリーズが便利で使いやすく、ぜひともオススメしたいところ。

 ちなみにちなみに、電卓検定で言えば、合計を出すタイミングで使っていた。

見取り算の小計と小計を足したものを出したいときに使う
  1. ①~③までががーっと足していき、その答えを各欄に書く
  2. ①②③それぞれの答えを足したものを「GT」で表示して小計に書く
  3. 「M+」を押して小計をメモリに保存
  4. ⑧~⑨をががーっと足していって、その答えを各欄に書く
  5. ⑧~⑨の答えを足したものを「GT」で表示して小計に書く
  6. 「M+」を押して小計をメモリに保存
  7. 「MR」を押して小計+小計の結果を合計に書く

 …と言った流れで使う。

まとめ

 GTは、計算の途中で少しでも間違えようものなら色々狂ってしまって失敗が許されないが、連続して計算する必要がない・ACやCを押してリセットしても何の影響もないMボタンシリーズは、なんとも自由で融通の利く機能である。

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